深海魚

 
文章の雰囲気のせいですか。
わたしは壊れそうなくらい繊細に思われたり
ともすると神経質な印象さえあるようなのけれど、
実際はわりと外界の認識が雑で、
たまに自分で落胆するほど鈍感でもある。
 

見るひとを不安にさせる「ゆらぎ」の感じと、
底が抜けたような愚鈍さとの折り合いが全然ついていなくて、
人から聞くわたしの印象も自分で思う自分像も
かなりちぐはぐだ。
センスのぶっ壊れた人が世界中から適当に集めた布で、
暇つぶしにつくったパッチワークみたいな。
 

Exif_JPEG_PICTURE
 

眠りに落ちる前の脳が痺れるようなあの独特の感じのとき、
ちょっと俯瞰するように世界をとらえてみると、
神様ってかなりパンクなやつだなあと思う。
 

業田良家氏の漫画の中で、
「なぜこんな(不公平でめちゃくちゃな)世界をつくった」と
問われた神が、
裸の女たちをはべらせながら
「思いっきり豊かにつくってみました」
と答えるシーンがあるのだけれど、あの肥沃さ。
いいも悪いも人間のジャッジであって、
そんな痩せた価値観では到底この世の深層は計れない。
ただ在るのは極彩色のパッチワーク。
 

でもな、誰にでも、
もちろんパンクやろうにだって、
ちょっとした「秘密」ってあると思うんだ。
秘密っていうか、秘密っぽいもの。
「なんでもあり」からの隠匿。
 

Exif_JPEG_PICTURE
 

深海の生物を
「神が趣味で作ったが嫁に見つかると怒られるから、
こっそり隠した品々」
と表現したひとがいる云々〜という文章をネットで見かけて
くすりとした。
 

わたしはちょっと、
自分が海の生き物でないことに戸惑いを感じてもいる。
 

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中